2012年2月 6日(月) 08:12 JST

ルーリン彗星<2009.3.1>

  • 2009年3月 2日(月) 15:23 JST
  • 投稿者:
    astro_obs_pao
  • 閲覧件数
    1,416

 最接近時に天気が悪く、多くの観察ができなかったルーリン彗星のその後の姿が気になるところです。少しずつ、地球からの見る角度が変化し、尾の見え方がどうなるか、少しでも尾が長く見えるようになれば嬉しいですが、さてどうでしょうか。少し冬型の天気になり、晴れ間はあるものの寒気による雲が流れてくる状態の空の中での撮影でした。



 この日は日曜日で、綾部市天文館の夜間開館の日であり、この彗星を一目見たいという方が何人か来られました。しかし、宵のうちは厚い雲が空を覆い、月が時々雲の切れ間から顔を出すくらいでした。あきらめムードの中、20時を過ぎたあたりから大きく雲が切れ始め、皆さんでルーリン彗星を観察することができました。ただ、細いとは言え月明かりのためやや空が明るく、肉眼で確認することはとうてい不可能でした。25cmのドブソニアン望遠鏡でかすかに尾を伸ばした姿を観察しました。

 その後、大きな雲が流れて来て小雨も降りだしもうダメかと思いましたが、月が沈んだ23時頃にまた晴れ間が来て撮影できました。しし座の中を大きく移動し、空の高い位置にあったのでカメラの向きを合わせるのに一苦労し、カメラ雲台を調節してもカメラボディーが望遠鏡の何かにつかえて、これまでの向きにすることができませんでした。

 さて、尾の長さが気になるところです。今回の画像はどちらもトリミング無しです。24日の0時過ぎの撮影時と比べ、全体に明るさはやや暗くなった気がしますが、尾は同じかわずかに長くなったでしょうか。この時月明かりは無く観察しやすい状態でしたが、24日とは撮影した場所が違い少し光害により空が明るいでしたが、星は満足できるほど写っています。しかし、空の中に肉眼で確認することはできませんでした。

 今後の尾の変化が気になります。長くなることを期待したいものです。

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