2012年2月 6日(月) 08:34 JST

ルーリン彗星<2009.2.24>

  • 2009年2月25日(水) 12:53 JST
  • 投稿者:
    astro_obs_pao
  • 閲覧件数
    1,021

 ルーリン彗星の最接近の頃の天気の予報は悪く、がっかり気分だったけど、天気の予報を細かくチェックしていたら、23日から24日に日付が変わる頃のほんの2時間程度晴れ間があることがわかりました。どうなるかわからないけど、撮影に臨みました。



 上の写真は、300mmレンズのフル画像です。ちぎれ雲が流れてくるのであまり長い露出はかけられないかと思い、絞りは開放で短時間の撮影としましたので、周辺減光があります。これ以前の彗星の拡大画像はトリミングをしていました。

 この日は朝から雨降りで、午後から雨は小降りになったものの15時頃までは霧雨が降るどんよりした空模様でした。深夜とは言え、本当に晴れるのか信じられないくらい厚い雲で、半分あきらめた気持で大江山方面へ向かいました。やはり湿度が高い状態なので霧が出ることは間違いないだろうという予想からです。

 23時頃に目的の場所に到着。しかし、全く晴れた空の部分は無し。でも、晴れの予報の時刻までしばらくあるので車中で待機。気温は2度。前回のマイナス1度から比べると暖かい。30分ほどラジオを聞いたりしていたら、時折雲の間から星が見えるようになってきました。今夜は土星の近くに見えるはずだと小型望遠鏡を向けましたけれど、1個ずつ星があちこちに時々見えるだけで、どれが土星か分からない。しばらくして、いくつか同時に星が見え始めてやっと星座がわかり、土星もわかり、そして彗星も確認できました。

 慌てて赤道儀を組み立てての撮影ですが、北の空の雲がなかなか切れず、北極星が見えないので赤道儀のセッティングができずで、イライラしました。

 画像では、これまでかすかに右上へのびて写っていたイオンの尾が写らなくなりました。いよいよ衝の状態が近づき、地球から太陽と彗星が正反対の方向になるので、イオンの尾がまっすぐ向こうへのびているのでしょう。左下へのびたダストの尾も、一旦は向こうへのび彗星の動きによりたなびいた分が見えているのでしょう。横から見たら、さぞ長い尾を見ることができたことでしょう。

 50mmレンズで、13秒固定撮影です。肉眼でも、ぼんやりした光のにじみを確認できました。

 50mmレンズで1分間のガイド撮影です。しっかりと尾が写っています。

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